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2012年5月23日水曜日

「槐多朗読」第4回の文言

6月11日(月)夜、明大前のブックカフェ〈槐多〉で開催される「槐多朗読」の4回めのための文言を書きました。

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2011年11月からブックカフェ〈槐多〉で始まった「槐多朗読」も、今回で4回めとなる。
空間の性質ゆえか、村山槐多という稀代の人物の性格に触発されたのか、初回から自然に「沈黙の朗読」シリーズのひとつとしておこなわれてきた。
「沈黙の朗読」は2008年に中野の〈plan-B〉でおこなわれた「記憶が光速を超えるとき」を皮切りに、愛知県芸術劇場での「特殊相対性の女」などを含む一連のシリーズで、文字通り「沈黙」が表現主体の朗読パフォーマンスである。
今回もどれだけの質の「沈黙」を〈槐多〉という空間にもたらすことができるか。その質はこれまで、意外にも饒舌/豊穣であって、静寂ではなかった。
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