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2011年12月28日水曜日

どうして僕はこんなところに(2)

今年の自分の振り返り、つづき。

・いま関心を持っていること。
現代朗読。
音読療法と身体調整。
テキスト表現と電子出版。
即興音楽。
畳の学校。

・ここに至った道筋。
ここ数年の現代朗読協会の変化。
コンテンポラリー表現としての朗読の発見。
ノンジャンル化。

・変化を起こしたもの。
NVC。
現代思想。とくに構造主義。
アレクサンダー・テクニーク。
ヨガ。
合気道。

・変化の前は現代朗読協会も、その前身の朗読研究会も、プロ志向だった。声優、ナレーター、アナウンサーといった人たちが来ていた。参加費(対価)に見合うだけのスキルアップ(技術)を求められることが多かった。が、現代朗読協会は養成所や専門学校ではなく、表現者のコミュニティなのだった。
・朗読研究の前はオーディオブックやラジオ番組を制作していた。
・その前は商業小説を書いていた。
・その前は福井でピアノ教師をやっていた。
・その前は京都でバンドマンをやっていた。
・その前はダメ学生だった。
・その前は田舎の子どもだった。
・その前は生まれていなかった。

・最近気づいたこと。
困難な世で、国にも企業にも社会システムにもいいたいことは山ほどあるけれど、これらを変えるのは至難のわざ。革命でも起こさなきゃ変わらないし、そんなものは起こせない。しかし、実はいま、変革のためのツールはすべて自分たちの手のなかにあるんだ、ということ。私たちは人類史上初の、強力な個人ツールを個々が持っている。どんなことでもできる。できないことはなにもない。問題はやるかやらないか、だけ。