NVC(非暴力コミュニケーション)のトレーナーであり、コロンビア人のホルヘ・ルビオによる集中ワークショップが始まりました。
おもしろすぎる。私にとってしっくり来る言葉がたくさんあって、わくわくします。
たとえば、
「コミュニケーションの目的は静けさ。静かさの質と奥行きが大切。おたがいになにもいわなくてもいい状況を作るために、言葉を使う」
というようなことをいうわけです。これ、普通はなかなか意味がわかりませんよね。でも、ホルヘのセッションを受けながらこれをいわれると、すとーんと来るんです。とくに日本人的資質に触れるものが多くあるような気がします。
NVCトレーナーのセッションは、これまでもどれもすばらしいものでした。いずれも心に深く残っています。ホルヘのものもおそらくそうなることでしょう。
現代朗読協会はNVCの理念を実践しながら運営されていますし、現代朗読という表現もNVCととても親和性が高いものです。げんに私は「沈黙の朗読」という朗読パフォーマンスのシリーズを作っていますが、まさに芸術表現が非暴力とつながっているありさまを具現化したいと思ってやっているものです。
私が学んだことを、今後いくらかでも皆さんと共有できれば、こんなにうれしいことはありません。