今日は午前中から朝ゼミ。
ずいぶんひさしぶりのことですが、珍しく、朝ゼミのレギュラーメンバー全員が揃いました。
朝ゼミメンバーは主婦/お母さんが多いので、夏休み期間はどうしても来にくくなってしまうようです。
その夏休みも終わったので、全員が揃ったというわけです。いろいろと差し入れをいただいて、おいしくいただきました。ありがとう。
朝ゼミでは全員で宮澤賢治の『なめとこ山の熊』をやっていて、これはオーディオブック収録をすることになっています。ついでに、といってはなんですが、11月3日の通称げろきょ祭「しもきた奇譚」にも出演しようということになりました。
今日はイントネーションなど、些細なことを徹底的につぶしました。
昼は総勢七人で近所のピピカレーまで昼食に。ここは最近、いつも満席で、行く前は必ず電話で席の確認をして、確保しといてもらいます。
今日はチキンと揚げ茄子のカレーをいただきました。
午後の昼ゼミは、これまためずらしく岩崎さとこが遊びに来ていました。遠方から菊地くんも。
また、げろきょ祭でやる演目を持って、福豆々子、玻瑠あつこ、唐ひづる、まぁやの四人組も来ました。
この四人に、まず、『夢十夜』の「第三夜」をやってもらいました。まったく稽古なしのぶっつけ本番で、どこをだれが読むというのも決めていない即興朗読。これがびっくりするほどすばらしい出来で、終わってから思わず私は「もう完成してる」といってしまったほどです。
私が知らない間に、みんなは現代朗読の手法をしっかりと身につけ、まったくあたらしくてクオリティの高いステージパフォーマンスができるようになっていたようです。しかも、福はまだ二年め、まぁやも一年ちょっと、ほとんど初心者に毛の生えたような人が、だれにもできないようなすごいパフォーマンスをやれるようになっていました。
本当にびっくりしました。
その後も、げろきょ祭の演目を少し演出を入れたりしながら、稽古。
と、そのとき、会場の音倉からメールが入って、当日の時間割を大幅に変更しなければならない事態が出現。みんなで相談して、三公演やる予定だったのを、二公演に急遽変更することになりました。予算やらなにやら、みんなで相談して、なんとかやれそうかな、というプランに変更になったところです。
終わってからも、チラシのことやら、広報のことやら、残ってくれた人で検討してくれて、11月は挙党態勢の感じになってきました。ありがたい。