iPhoneなどの電子ガジェットは好きだし、テキスト執筆はコンピューターを使っているが、紙の手帳も手放したことはない。
かつてはシステム手帳を使いこんでいた。とくに最後のシステム手帳となったフランクリン手帳は、10年近い分量のデイリーリフィルがボックスに収納されて保存されている。
それなりに使いこみ、満足もしていたのだが、いかんせん、重い。でかい。手帳一冊がひとつのカバンくらいにかさばるのはどうか。
ということで、ここ何年かはモレスキンのコンパクトなサイズのものを使っている。
写真はモレスキンのプレーンノートとウイークリーノートを2冊、手作りのブックカバーにいっしょに綴じこんである図だ。
ウイークリーはスケジュールと日々の出来事の記録、そして重大ニュースなどをちょこちょこと書きとめておく。これがあとでけっこう役に立つことがある。
プレーンノートはメモ帳、スケッチ帳、それからチケットとか新聞の切り抜きとかなんでも貼りこんで使う。ページが進むにつれ、どんどん分厚くなっていくのが楽しかったりする。
ブックカバーは、古い着物をばらして、パッチワークのように貼り合わせたもので、かなり手がこんでいる。とても気にいっている。ちょっとしたアートみたいだ。古い布地なので、手帳のように日常的に持ちあるいて使っているとすりきれてしまうのではないかと、ちょっと心配。大事に使っている。
手帳、iPhone、コンピューター。
この3段階が私の生産ラインだ。