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2020年4月30日木曜日

(Manabi JAPAN)水城ゆう二十四節気七十二候ピアノ語り。「穀雨」

まなびジャパン(Manabi JAPAN)で配信中の「水城ゆう二十四節気七十二候ピアノ語り。」の最新更新のお知らせです。

太陰暦の時代、春夏秋冬それぞれを6つに分けて24等分し、その区切りと区切られた期間の季節を表すために作られた二十四節気。七十二候はそれをさらに3つの項に細分して季節の移ろいを表したものです。些細な兆しからいつしか劇的な変化を遂げていく日本の四季を、水城ゆうがピアノで表現します。

今回は「穀雨」の項です。
書き下ろしのショートエッセイも掲載されています。

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2020年4月26日日曜日

車のなかから高速移動でオンラインイベントを開催

今日はこれから午前中に、北陸の実家から北陸自動車道経由で名古屋まで走る。
木曜日からコロナウイルス関連で有給休暇が取れていた息子が帰省していて、名古屋まで運転してくれるというので、私は助手席でラップトップを開いて、ミーティングサービスzoomを利用してオンラインで現代朗読ゼミをホストする予定だ。

いつもは10時スタートで国立・春野亭から開催しているのだが、このところリアル参加者はおことわりしていてオンラインのみで開催しているので、ネットがつながりさえすればどこからでもやれる。
ありがたいことだ。
しかし、移動中の車からホストするというのはあまりないし、高速道路の風景ではあるが濃春の移り変わりゆく景色のなかでオンラインゼミをやるのはあまりないと思うので、ちょっと楽しみ。

今日はいわゆる「本ゼミ」と呼ばれる、いつも春野亭でおこなっていた私が主催の基礎トレーニングを中心とした現代朗読の練習会をオンラインに移行したものだが、本ゼミ以外にも「サブゼミ」として朗読家の野々宮卯妙が朗読表現の技術的な側面に現代朗読のアプローチで切りこんだトレーニングや、現代朗読としてのテキストの読解法など緻密な練習法などもおこなっていて、オンラインゼミは意外なほどに充実してきている。
さらにまだまだオンラインでやれることも多くありそうで、今後が楽しみでもある。

名古屋で息子と別れたあとは、ひとりで中央道経由で東京・国立まで運転してもどるのだが、その途中も小説・文章塾である「ひよめき塾」もおこなうことになっている。
もちろん安全運転第一を心がけたいが、眠気防止にはこれ以上ないほどおもしろい作品がいつも集まってくるので、今日も楽しみだ。

オンラインといえば、昨日は伊藤勇一郎くんが作った現代朗読のワークショップとスタジオパフォーマンスの映画「Sing a Poem」の関係者試写会をオンラインでおこなった。
たくさんの方が参加してくれて、また豊かな感想をシェアしてくれて、(私の体調がいまいちだったのが残念だったが)幸福な時間だった。
本編試写会は5月5日夜にも予定されていて、こちらはどなたも参加できるので、みなさんにもぜひご覧いただきたいと思っている。

上映会の参加申し込みはこちらからどうぞ。

2020年4月20日月曜日

VLOG 2020.4.20 東海北陸縦貫道、九頭竜湖、山桜



2020年4月19日(日)。

新型コロナウイルスの感染騒ぎが収束しないなか、東京・国立から北陸・越前奥越地方の実家まで車で移動しました。
中央道から東海北陸縦断道で白鳥まで。
白鳥からは高速道路未開通だけど工事中の一般道を、九頭竜湖、和泉村のまだ早春の風景を残した風景のなか、ドライブ。
いつもなら日曜日とあって行楽ドライブでいっぱいだけど、さすがに行楽客はまばらでした。

2020年4月14日火曜日

表現よみ・渡辺知明さんとの対談(水城ゆうロングインタビュー Vol.5)表現よみと現代朗読



朗読を「文芸」としての芸術表現にまで高めようという運動を長年つづけてこられたグループ「表現よみ」の代表である渡辺知明さんと、表現よみについて、あるいは現代朗読について、そしていまの日本が置かれている朗読の状況について、それぞれ独自のアプローチをおこなっている立場から突っ込んだお話をさせていただきました。



専門的な話も含みますが、朗読表現、語り表現とはなにかについて、刺激的な対談になったのではないかと思います。



話 talk : 渡辺知明 WATANABE Tomoaki

    水城ゆう MIZUKI Yuu

    野々宮卯妙 NONOMIYA Utae

    平野加奈江 HIRANO Kanae



制作 produce : アイ文庫 iBunko

編集 edit : ジューシーラボ Juicy Lab.



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2020年4月10日金曜日

春野亭日乗 4月9日(木)感染リスク、非常事態宣言

もうすっかり散ってしまったけれど、国立駅前の大学通りの桜並木のようすを見るためにキックボードに乗ってほんのちょっぴり散歩に出るほかほとんど家から一歩も出ない何日かを送っている。
新型コロナウイルスに対する非常事態宣言が出たということもあるが、そもそも感染リスクは私の場合、高い。

末期ガンによるかなり極端な免疫低下があって、もしいま感染したら重症化はまぬがれないだろう。
重症と診断されても空きベッドがないという状況が現実化しはじめていて、そのばあい、人工呼吸器が使えないことによる死が待っている可能性が少なくない。

日本の場合、罹患者がどのくらいいるのか、そもそも検査体勢が貧弱なので統計予測がまったくできていない。
先進国のなかでは極端にICUのベッド数が少ないという事実もあって、もし重症患者がいちどきにやってきても受け入れられない(それを医療崩壊という)現実がある。
すこし前なら私も重症化したとしてもICUで治療を受けられたかもしれないが、いまはどうなんだろう。

日々感染者数が増加しつづけているのを見ると、空きベッドがすべて埋まってしまっていて、現実に軽症患者(といっても人工呼吸が必要ないという程度の「軽症」)が自宅や国が借り上げたビジネスホテルにどんどん吐きだされているようだ。
政治的な思惑や立場を抜きにして、まちがいなく日本のコロナ対策は極端に後手に回っていることは明らかだ。
患者側の目から見ればそれは危機的な体感覚として迫っている。
つまり、いま感染するわけにはいかない。

出かけたときにちょっと注意深くしているとわかることだが、私たちはいろいろな場所やものに無意識に触りつづけている。
そしてその手でまた自分の身体や顔、口、目、鼻、耳などを頻繁に触る。
これを完全にシャットアウトするのは、ほぼ不可能といってもいいくらいだ。
きちんとトイレで手洗いをしたとしても、その手で蛇口に触る、ペーパーに触る、ドアノブに触る、カバンを持つ。
カバンはそもそも床や、他人が座ったり触ったりしている椅子や机に置いている。
ケータイ電話を置くのは、他人が触ったりケータイを置いたりしていたテーブルの上だ。

食事をしても、買物をしても、他人が触ったものを自分が触らないようにはできない。
宅急便が届けられたときも、その荷物、サインのペン、伝票、対面での至近距離の呼気交換、配達人が触ったドア、足跡、さまざまな感染リスクが一瞬にして生まれる。

完全に感染リスクをゼロにするのは不可能といっていいだろう。
せめてマスク、手洗いの励行、がんばって使い捨ての手袋、手指の消毒薬の携行をこころがけくらいだ。
それ以上に現実的な対策といえば、健康管理をしっかりとやって、免疫力の低下をまぬかない生活をこころがけるくらいだが、そもそも持病で免疫低下がデフォルトになっている私のような人間はどうすればいいんだろう。

対面での講座やレッスンはすべてオンラインに切りかえた。
インターネットがあってほんとによかったと思う。
いや、ほんとに。

逆に、オンラインでできることはなんだろうとかんがえてみると、まだまだいろいろなことができることもわかってきて、楽しい面がないわけではない。
試してみたいことがいくつか出てきた。
いくつか機材が必要になったが、それもネットで注文して、宅配便で玄関まで届けてもらえる。
流通にかかわるリスキーな仕事をしてくれているみなさんに、心から感謝する。

このようにずっと引きこもっているとはいえ、実際にはかなりアクティブな生活をしている。
現代朗読ゼミはオンラインに移行してこれまで以上に活発に開催している。
しばらく休止していた野々宮卯妙による「読解」ゼミも再開した。
文章講座であるひよめき塾はこれまでどおり開催している。
共感手帳術の講座も新規参加者もふくめて継続的に開催している。

これらに加えて、私が執筆した『マインドフル練習帳』を使ったマインドフルの練習会を週に3〜4回のペースでスタートした。
1回の時間が約30分と短いのだが、リピーターも新規参加者も熱心に参加してくれていて、とてもやりがいがあるし、楽しい。

このようにオンラインのミーティングシステムを使ったイベントや勉強会をとてもアクティブに継続していて、毎日けっこう忙しかったりする。


ところで、この文章はひさしぶりに近所の行きつけの喫茶店で書いている。
何日ぶりだろうか。
不特定多数の客が出入りする店は、感染リスクが高いことはいうまでもないが、店もできるだけの対策を打っているようだし、私もそれなりの対策をこころがけて来ている。

どういう案配なのか、ここに来て、いつもの席にすわって、ラップトップをひらいて文章を書きはじめると、集中がもどってきて、さくさくと書きすすむ。
ここ何日かの不安からものを書くことにもまったく集中できずにいたのだが、それがもどってきた。
ちょっとしたことで執筆への集中がもどってくる。

執筆に集中するにはなにが必要なんだろうと、いまいちど洗いなおしてみたい。
そしてやはり文筆家であるところの私自身の仕事を、きちんと系統立てて積みあげておきたいと思っている。
そのなかには小説もふくまれている。

2020年4月7日火曜日

(Manabi JAPAN)水城ゆう二十四節気七十二候ピアノ語り。「清明」

まなびジャパン(Manabi JAPAN)で配信中の「水城ゆう二十四節気七十二候ピアノ語り。」の最新更新のお知らせです。

太陰暦の時代、春夏秋冬それぞれを6つに分けて24等分し、その区切りと区切られた期間の季節を表すために作られた二十四節気。七十二候はそれをさらに3つの項に細分して季節の移ろいを表したものです。些細な兆しからいつしか劇的な変化を遂げていく日本の四季を、水城ゆうがピアノで表現します。

今回は「清明」の項です。
書き下ろしのショートエッセイも掲載されています。

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